PJ: 鬼頭 秀彰
エセ二大政党政治を一刀両断。みんなの党江田憲司氏講演
2010年06月24日 10:57 JST
講演会会場となった御茶ノ水ホテルジュラク (撮影:鬼頭秀彰 6月23日) 
【PJニュース 2010年6月24日】ちょうど参院選公示の前日という絶好のタイミングとなった6月23日、「みんなの党」幹事長、江田憲司氏の講演を都内で聴講した。一市民、一企業人の立場でレポートする。
江田氏が述べる自民党と民主党の問題点を要約すれば、官僚に支配された政治。特に連綿と続く財務省主導での政治。やはりカネを握っているところは強い。今注目を集めている消費税も、財務省にとってはまさに“打ち出の小槌”であるらしい。官僚経験も長い江田氏からみれば、消費税増税を是とする両党ともに財務省にうまく牛耳られているに過ぎない。ちなみに彼は「経済成長なくして財政再建なし」と説いていたが、それは至極全うな考え方である。消費税増税は万策尽きた最後の手段であるべきだ。
今回記者は初めて政治家の講演を聴いたのだが、なるほどそういうことが言いたかったのかと主張したいことが非常に良く理解できた。それは言い換えれば、政治家の主張はマスメディアを通じては、我々にはうまく伝わっていないということでもある。思えば政治討論番組でさえも一種のショーと化しており、きちんとした情報提供ができているとは言いがたい。マスメディアを介して得た情報だけで考えることの怖さもあらためて認識した。
ところで今回江田氏は脱官僚政治を筆頭として、ほぼ“当たり前”と思えることを主張していた。しかしこの“当たり前”のことを述べ、それを全うできる政党が政権を担っていないのが日本の現状である。いみじくも講演会の最後に聴講者から「普段我々が話をしている内容とほぼ同じだった。とても腑に落ちた」との賛同の声が上がっていた。それはまさに一般市民、一般の企業人の気持ちではなかろうか。すでに国民の目線を失って久しい政治。民主党も自民党も期待薄の中、新たに躍進する政党が出てくる可能性をも感じた講演会であった。【了】
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